今回は睡眠についてのハナシ第三弾です。
過去に、どうすれば睡眠をしっかりとれるか、
睡眠がダイエットを助ける、なんてことを記事に書きました
今回は、じゃあ寝ないとどうなんのよ?
とか、睡眠についてこんなこと聞いたことあるんだけどほんとはどうなの!?
ってことについて書いてまいります!
・睡眠不足がカラダに及ぼす悪影響について
・ちまたに溢れる睡眠の勘違いについて
睡眠不足のこわーい話。
・仕事の効率が悪くなる
睡眠不足って毎日何時間睡眠をイメージしますか?
きっとほとんどの人が「え?自分が睡眠不足!?」
って思う実験の話をします。
その実験とは6時間睡眠を14日間続けたら、
48時間起きていた人と同じレベルまで認知機能や集中力が低下したよー、というものです。
しかも恐ろしいことに
被験者は自分自身のパフォーマンスが下がっていることに一切気づいていなかったそうです。
何のジャンルのホラーですかって思いますよね?
これは少しずつの睡眠不足が積み重なって
睡眠負債が溜まっている状態になっている!なんていう偉い先生もいます。
アタシってほんとダメなコ!だって、こんなにミスばっかりしちゃうんだもん!
って人は、もしかしたら単に寝不足なのかも。
ジブンの仕事を見直す前にジブンの睡眠を見直してみましょう!
他にもいろいろ研究はありますが、
もう一つ有名なのは起床後15時間経過した脳の状態は“酒気帯び運転”と同じくらいに
能力が低下している状態なんてのも!
資料作りのために深夜残業して、翌朝カクニンしたらヒドイ出来だったって経験ありますよね?
お酒を飲んでていい仕事なんてできません!睡眠不足は避けましょう!
どんな実験でも言われているのは
ケッキョクしっかり寝られてないと、起きてる時のパフォーマンスだだ下がりってことなんです!
・太りやすくなっちゃう
ホルモンの関与や自律神経など様々な要因がありますが、
肥満の一因となるようです。詳しくは別記事があるのでそちらもどうぞ
・病気になる確率アップ
慢性的な寝不足状態にある人は心筋梗塞や狭心症などの冠動脈疾患や糖尿病といった
生活習慣病に罹りやすいことが明らかになっています。
もし今のアナタに危機感が無かったとしても……。
将来への投資と思ってしっかりと眠りましょう!
・寝不足は美肌を妨げる!
成長ホルモンがふかーく関係してます。
ほかにも睡眠不足が食生活の乱れや胃腸の不調なんかにボディブローのように
じわじわ効いてきます。
他にも精神の安定、代謝なんかにも悪影響を及ぼします!
睡眠がどれほど大事かお分かりいただけたでしょうか?
本当に寝ないとろくなことないね
そうなの。よし、じゃあ次!
一度は耳にしたことあるようなことについて触れてみるわね!
睡眠に関する勘違い!?
・睡眠のゴールデンタイムは22時~2時!?
一時期、こんな話をたくさん聞いた覚えがある方もいるはず。
ですが、これちょっと勘違いがあるかも!
繰り返しますが、一番大事にしたいのは最初のノンレム睡眠90分です!
ナゼ22時から2時なんて話がでたのかというと
まぁ、だいたいの人はその時間に寝てるし最初の90分がくるよね的な感じみたいです。
・若いから寝なくて平気
6時間の睡眠では足りないってのは前述の通りです。
が!さらに、ここで衝撃の事実が!
実は睡眠に関する成長ホルモンは加齢に伴って激減するんです!
男性は50歳あたりで消失。
女性は閉経後に減り始める。
要は出せるうちに出さなきゃソンソンってことです!
・アタシ睡眠短くても大丈夫だから!アタシ大丈夫な人だから!
ショートスリーパーって呼ばれる人たち知ってますか?
5時間以下の睡眠をずーーっと続けても健康的で居られる人の事です。
エジソンにレオナルド・ダ・ヴィンチ、明石家さんまさんもそうだと言われています。
遺伝的な要素が強いそうなんですが、そのショートスリーパーって一体どのくらいいるの?
ってゆーと
なんと人口の100人に1人いるかいないか、なんですって!
つまり、寝なくて平気!って言ってる人は、知らず知らずに慢性的な睡眠不足なんだとか。
しかも、実はエジソンやレオナルド・ダ・ヴィンチは結構昼寝してたなんて
裏話もあるみたいです。
2009年にショートスリーパーの遺伝子が発見されたのでまだまだ研究の浅い分野ですが、
非常に興味深いですよね!
・9時間寝てるから健康
寝すぎも良くないらしいです。
ロングスリーパー(人口の5~8%程度)の人以外は慢性的に9時間以上眠ると
寿命が縮まるという報告もあるんです。
「えー、でも休みの日は余裕で10時間寝ちゃうよー」
それって、平日の慢性的な寝不足である睡眠負債のせいかもしれませんよ!
・お酒を飲めばぐっすり寝られる
睡眠ってのは脳幹下部ってとこの神経細胞によって起こる神経活動です。
神経伝達物質であるセロトニンが睡眠の開始と徐波睡眠の調節を行い、
ノルエピネフリンがレム睡眠を調節して覚醒を促す作用があります。
アルコールは、このような神経伝達物質に作用して睡眠に影響します。
つまりアルコールは良眠を妨げる!
ただ、「アルコールは禁止といわれてもー。昼に飲むわけにもいかないしー」
ってなりますよね。
少量のアルコールならOKという偉い教授もいますので、少し希望は持てますが……。
うわーけっこう勘違いが多かったなぁ。
昔っからよく聞く話もあるけど、
最近聞いたものまで勘違いだったのにはビックリだなぁ。
そうなのよ。
ゴールデンタイムなんてほんと最近聞いた気がするわね。
何でそんなにコロコロ変わっちゃうの?
研究の歴史が意外に浅いのよねぇ。
だからいろんな説も出ては消えていくの!
とにかく、良質な睡眠を一定時間確保するに越したことはないわね
はーい!よくねまぁーす!
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