ダイエットに関する知識のよくある間違いや勘違い、これは怪しいぞーって内容を書いてきましたこのシリーズ。
ついに第三弾でございます!
ちなみに第一、二弾はこちら
さて、第三弾でお話しする内容はこちら!
・炭水化物を抜けば痩せる!とは限らない。
・有酸素運動は20分以上しないと効果ない!とは限らない
・部分やせはできる!のか?
・とにかく体重が大事!とは限らない
さて第三弾の今回も色々説明するよ
なんかちょっと雑じゃない!?
第三弾ともなるとココで言うことあんまりないの!
よし!今日もスタディ&トラーイ!
炭水化物を抜けば痩せる。とは限らない。
炭水化物は食物繊維と糖質で出来ていますので、確かにとりすぎると体脂肪が増えます。
ただ、だからといって抜けばいいってもんでもないんです。
最近目にするダイエット法の“流行り”ともいえますが、糖質制限はかなり市民権を得てきた印象です。
ひどいものだと炭水化物だけ抜けばOKというものも!
でもこれは日本肥満学会や様々な研究結果からも否定的なものが多いようです。
炭水化物を全カットすることで筋肉が落ちたり糖代謝の機能低下などが示唆されてきています。
何よりも大事なのは食事のバランス。
糖質を抜いていても脂質の過剰摂取やカロリーの総量が必要以上に摂取されていては体脂肪の増加につながることに変わりはありません。
糖質は確かに必要以上に摂りすぎな栄養素ですので、それを少し制限して三大栄養素のバランス(PFCバランス)を正しましょうねー。から始まったのではないでしょうか?
正しく糖質をコントロールすることは確かに大切ですが、あくまでもバランスとカロリーの総量を意識しましょう。
有酸素運動は20分以上しないと効果ない!とは限らない
運動で脂肪を減らす手段として、最も有効なのが体内に酸素を取り込みながら運動する有酸素運動です。
有酸素運動を行うにはエネルギーを消費する必要があります。
今までは、まず血中の糖質が使われ、脂質が最後に使われるので最低でも20分以上の運動を続ける必要がある・・・という『常識』がありました。
でも、これ今は違います。
近年の研究により、実際は運動直後からでも脂肪は燃焼されていることが明らかになり、短時間の運動でもダイエットに効果的であることがわかりました。
ただし、最初から全力で脂質が消費されるわけではなく、実際は時間とともに糖質と脂質の分解される割合が変わってきます。
最初は糖質を優先して消費しつつ脂質もすこーしずつ消費。
で、運動を続けると段々と糖質の消費が減り、脂質の割合が増えてくるって寸法です。
ただ、さっき説明した通り運動を始めたばっかりの時は糖質 >脂肪の割合でエネルギーを使い、
糖質< 脂肪になるのは、運動から20分ほど経過してからです。
なので、より効率よく脂肪を落としたい場合は、やっぱり出来るだけ長く有酸素運動を続けた方が無難です。
部分やせはできる!のか?
部分痩せは出来るのか?これは一時期結構な研究テーマでした。
最近は当たり前のように部分痩せは出来るといったような本が並んでいます。
でも、この部分痩せ。ちょっと勘違いされている方もいます。
いったい何を勘違いしているのかというと、
部分痩せ=部分的に脂肪を落とす
という勘違いです。
結論から言うと部分的に脂肪は落ちない、もしくは見た目に変化があるほどの脂肪は落ちないという種々の実験結果があります。
脂肪というの確かに性別や年齢、遺伝子により付きやすい部位は個人個人でありますが、基本的には全身に付いてきます。ですから、減量が成功して体脂肪が減ってくる場合は全身的に減ってくるんです。
『なんだよ!じゃあお腹だけ凹ませるなんてできないんじゃん!胸が小さくなるんじゃん!』という声が聞こえてきそうですが、あります。方法が。
じゃあ、そのために何が大事か?
答えは“筋肉”です。
筋肉を狙ったところにつけることで見た目は引き締まって見えます。
例えばポッコリお腹はコアマッスルや腹筋群で引き締まり、でっぷり垂れたお尻は大殿筋などの筋トレで重力に逆らい始めます。タプタプ二の腕なんかも筋トレでキュッと締まった見た目になるでしょう。
しかも、筋トレをしていく過程でカロリーの消費量が上がったり、基礎代謝が向上することで全身の脂肪も減っていくという、まさに相乗効果!
さぁ!筋肉を鍛えて本当の意味での“部分痩せ”を目指しましょう。
とにかく体重が大事!とは限らない (これ第一弾の①と一緒にするかどう思う?)
体重はダイエットの成功を評価するために非常に大事です。
それは間違いないですが、体重を普段から人に言うわけじゃないですよね?
プラカードに今の体重を書いて持って歩くなら別ですが、私たちに大事なのはそこじゃないはず!
そう、何よりも見た目です。
健康的なダイエットのためには食事制限と筋トレが非常に大事ですが、これが成功していると体重が変わらない、もしくは体重が増えたなんてケースも珍しくありません。
ダイエットの成功、とりわけスタイル(見た目)が良くなるためには筋肉が増え、体脂肪が減少することが非常に大事ですので、体重が同じだったり増えたりするんです。
何で?と思う方もいるかもしれませんが、答えは簡単で同じ大きさの脂肪と筋肉だったら筋肉の方が重いからなんです。
逆に言うと同じ重さなら筋肉の方が小さい。つまり体の体積は小さくなります。
だから体重が変わらないのにスタイルは良く見えるってわけ。
見た目のスタイル≠体重の理由です。
本当は効果が出ているのにもかかわらず、体重が減らずモチベーションが下がってダイエット終了!なんてことにならないようにしましょう!
とにかく、いろいろ言ったけどなるべく科学的根拠があるものをやったほうが効率良いよってことを伝えたかったの!
同じ時間かけて同じ労力使うなら効果があることしたいもんね!
だからこその知識!
よし!今すぐ自分のボディメイクを見直そう!
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