誕生日が来ると年齢が一つ増えます。
気が付くと年齢を重ねるのが嬉しくなくなってきたような……。
だって、歳をとると体が衰えるから。皺が増えて体形が崩れて、おまけに疲れやすくなってくる。
そう、実はが気になるのは、年齢じゃなくカラダ年齢。
仮に100歳でもハタチのカラダなら何の問題も無いですよね。
まぁ、それは夢物語ですが、少しでも老化を遅らせることが出来るなら。なんて思います。
まだまだ解明されていないことは多いんですが、私たちがどうこうできるレベルの話で言うと、アンチエイジングはホルモンと活性酸素が関わるようです。
そしてそのためには筋トレと緩やかな運動、日光浴が大事。
今回はアンチエイジングに何が大事かを解説してみました。
アンチエイジングって永遠のテーマよね
うん、もうそれこそ今も昔も世界中で研究されてるし
でも、意外と分かってないこと多いの。だから、現段階で分かっていることをまとめてみるね。
今日もスタディ&トラーイ
老化って何!
さて、じゃあカラダの老化って何なの?ってことです。
ここで大事になってくるは、生理学的年齢ってやつなんです。
生理学的年齢ってのは、時間の経過関係なく特定のカラダの状態から判断される年齢の事です。
ちょっと難しい書き方をしましたが、例えば骨年齢、血管年齢とかの事で、それらの機能が代謝速度の鈍化など様々な要因で落ちることがいわゆる“老化現象”です。
もちろん、時間を止めることは出来ないので、戸籍上の年齢は逆戻し出来ません(まぁ、たまに言い張ることで無理くり逆戻ししている方もいますが……)。
ただ、生理学的年齢はある程度一定に保ったり逆戻しすることが可能です。
つまり老化を遅らせることが可能ってことなんです。
老化のメカニズムは解明されていない部分も多いですが、老化に関与する生体物質は少しずつ分かってきています。
それらの変化を抑えることが出来れば、老化を防げる可能性があります。
アンチエイジングに関わってくるホルモン!
ここではアンチエイジングに関与が大きいと言われているホルモンをご紹介!
ただ、自分でどうこうしづらいものは省いてます。
成長ホルモン
これは、以前睡眠や筋トレのところでも触れました。
良質な睡眠や筋トレによりドバっと出ますってことでした。
解説していきます。
まず成長ホルモンは二種類あります。
①脳の下垂体から分泌される成長ホルモン
②肝臓や筋肉から分泌されるインスリン様成長因子
こいつらは筋肉や骨の萎縮を防止します。
そしてそれだけじゃなく体脂肪の増加を抑える働きをします。
アメリカなんかだとウン十万円で注射しますし、日本でも注射できるところが少しずつ増えてきたようです。
メラトニン
メラトニンは脳から分泌されます。
体内時計を調整したり皮膚にメラトニンを沈着させたりします。
このメラトニンに強い抗酸化作用があり脳の機能低下を抑える効果があるんです。
さらに、中高年の肥満を低減するというありがたーい報告もあります。
実は日光浴でも体脂肪が落ちるそうですが、これもメラトニンの効果かもしれないとのことなんです。
老化とトレーニング
老化に関わってくるダイジダイジな要素がホルモンってことは前述しましたが、もう一つダイジになってくるのが”活性酸素種”ってヤツらしいんです。
それが何かっていうと、酸素を基にエネルギーを作ったとき、人間の体が”誤って”過激な酸化活性を持つ物質を作ります。
こいつが組織を酸化させて壊します。
で、老化が進むってワケなんです。
そして、運動は必然的に活性酸素種を生成させます。
これ、ビックリしますよね!
だって健康になろうとしているのに老化を加速させてたなんて……。
ここで大事なのは運動の強度です。
活性酸素種による遺伝子損傷を調べた研究からはウォーキングや緩やかなエアロビック運動(最大酸素摂取量の50%程度の強度)であれば著しい遺伝子損傷は起こらないとのこと。
アンチエイジングだけ考えるなら運動の強度は気を付けたほうがよさそうです。
食事量とアンチエイジング
「腹八分目」
これ、なんとなーく体にいい気がしますよね?
お母さんも言ってたし。
記憶を辿ると胃腸に優しいとか確かそういう意味だったんじゃないかと。
でもこの腹八分目。アンチエイジングに有効なんじゃないかってことが期待されてます。
ラットの実験では毎日の餌を7割程度の摂取量にしたところ平均寿命と最高寿命の両方が伸びたことが報告されてます。
もう一つ紹介するとアメリカの二つの研究機関でアカゲザルを対象として30年かけた研究があります。
どういうものかっていうと食事量を制限して見た目や寿命が変わるかってもので、じつは二つの研究施設で真逆の結果が出ました。
そこで、条件を照らし合わせ再解析をした結果出た結論が
「サルが成人から中高齢期においてエネルギー摂取制限を行ったら老化が遅れて寿命が延びたよー。これは人にも置き換えることが出来るよー」
って結果です。
つまり、エネルギー摂取制限をすると老化を抑えられる可能性が。
これは期待できそうです。
今回はアンチエイジングに関することを書いてきました。
ぜひ参考にしてできるだけ老化を遅らせていきましょう!
まとめ
・成長ホルモンやメラトニンのためには筋トレや日光に当たる、新鮮な空気を吸うなどダイジ
・ウォーキングや緩やかなエアロビック運動は老化しづらい
・腹八分目で食べることで老化を抑えられる
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